皆さん、何かスポーツをやっていますか？私は最近ボクシングをはじめました。ボクシングというと試合では、マウスガードを試合前につけていますよね。ラウンド後に外して、始まる直前に装着して。当たり前のようにやっているけど、なぜマウスガードが必要なんだろう？と思ったことはありませんか？

わたしはずっと気になっていました。あんなにいずそうなものどうしてつけているのかなと。（いずいは東北弁で気になるを意味しますが、気になるよりも個人的にしっくりくるのでこの言葉を用いらせていただきます。）マウスガードの目的や種類、スポーツ能力への関係について紹介していきたいと思います。

 

 

 

マウスガードの目的

(1)歯を守る。

(2)口唇、舌、頬のケガを防止する。

(3)衝撃力から顎を守る。

(4)顎および歯列を介して脳への衝撃による脳震盪や、より深刻な脳へのダメージを防止する。

以上のような効果、目的があります。

 

マウスガードの種類

(1)選手自身がスポーツ用品店などで購入する市販のもの

(2)歯科医師によって個々の競技者や選手に製作されるカスタムメイドのもの

市販のものはリーズナブルで入手しやすいというメリットがありますが、適切な調整が困難で使用感が劣る場合があります。

カスタムメイドのマウスガードは直接歯科医師によって作製されるので、各個人に最も適したものとなります。受傷率を減らすためにもカスタムメイドの方が安心です。

 

 

 

マウスガードのスポーツ能力との関係

(1)かみ締めやすさが向上するので、握力などの静的筋力が増強する。

(2)かみ締めの左右のバランスが良くなり、敏捷性、平行能力が改善する。

(3)かみ合わせが高くなることにより、脱力感が得られやすくなり、疲労しにくくなる。

 

上記の効果があると言われています。

 

コンタクトスポーツを行っている人やウエイトトレーニングを行っている人は、マウスガードの装着を考えてもいいかもしれませんね。スポーツによっては装着が義務付けられています。

カスタムメイドのものなら、なんとなく愛着もわきそうですね。

私もスパークリングができるようになったら歯医者さんに作ってもらおうと思います。